印刷会社のオーバープリント設定と画像の保存形式について

【質問1】

イラストレーターのプラグインでオーバープリントブラックがありますよね。

入校データ上、オーバープリントブラックを指定していなくても色校をみるとオーバー

プリントして出てくるのは、印刷会社で持っている印刷機械の設定で

自動的にそうなるのでしょうか?

 

色校正を出す手順としては、データを印刷に適しているかどうか確認して

フィルム、もしくはCTPプレートに焼き付けて、色校正出しをするのですが、

フィルム、CTPプレートを出力する直前に、

データをCMYK4版分に分ける演算処理作業が発生します。

(その作業を弊社では「RIP」(リップ)と呼んでいます。)

お察しいただいている通り、そのRIPの設定が、

「スミのせ(オーバープリント)の設定になっている」ことが原因となります。

各印刷会社によってその設定がヌキになっている場合、ノセになっている場合と

それぞれ違いますが、基本的にはスミのせになっている印刷会社がほとんどです。

回避する方法としては、初校の入稿時の段階で、

デザイナーさんの方から指示があれば、

その部分だけヌキにして出力するような形になります。

印刷会社さんの方でそれを判断してほしいとのご意見も

デザイナーさんから稀にお伺いするのですが、

基本的にオーバープリントのように見せるのが"狙い"のデザインの場合もあるため

印刷会社サイドでの判断は難しいと思います。


【質問2】

CS2を使って、フォトショップの保存方法でEPSのバイナリー保存で入校していますが、

イラレCS2に貼り込んでプリントアウトすると、アスキー保存がどうたらこうたらと

指示が出るのですが、印刷現場としては、どちらの保存方法がベターなのでしょうか?

 

結論から言ってしまいますと、「ASCII 」での保存を推奨します。

CSの場合は、ASCII

(バイナリ保存だとイラストレーターで画像を張りすぎると

不具合が起きる可能性があります)

CS2の場合は、バイナリ保存・ASCII保存どちらでも大丈夫です。

しかし、不具合は起こりにくくなりますが、データ容量がバイナリ保存と

比べて重くなってしまうのがデメリットとなります。

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このページは、陽幸社が2008年11月 1日 18:13に書いたブログ記事です。

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