さて、今の印刷技術はデータからフィルム出力をして刷版をして、

印刷という流れでしたが、現在はデータから直接、刷版をして印刷という

流れが主流になってきています。

その印刷の手法が「CTP印刷」ということなのです。

本日はその「CTP印刷」についてお知らせしようと思います。

 

<<< CTPとは!? >>>

CTPとは「コンピューター・トゥ・プレート」の略です。

つまり、コンピューターによって作成されたプリプレスデータを

フィルムを介さずに、ダイレクトに刷版に焼き付けて出力する技術を指します。

CTPでは製版フィルム自体が不要となるため、校正時における

色調補正やレイアウト変更などの作業も元データに対して行い、

何度も色校正が必要な仕事においても時間の短縮が可能です。

また、フィルムレスによる製版資材の軽減は、環境保護への

配慮にも繋がっています

 

<<< CTPのメリット >>>

1.カラーマネージメントを始め、デジタルによる印刷品質の管理が可能

2.製版・刷版工程の短縮による納期短縮と校正時のコストダウン

3.ダイレクト刷版による品質の向上

4.CMYKの見当精度の向上によるヤレ紙の軽減

5.多品種・小ロットへの対応

6.生産性の向上

7.デジタルデータによる置版(従来置版の保管スペースを有効に利用)

などの点が挙げられます。

 

<<< CTPの校正・印刷ワークフローのご紹介 >>>

CTPのもたらすメリットを最大限に活用するためには、

用紙の検討や入稿データの適性確認。校正方法や機材の選定、

全体スケジュールの調整など多岐に渡る工程コントロールが必要となります。

色校正の方法をケースバイケースで選択することも重要となります。

今回は校正・印刷のワークフローをご紹介いたします。

 

ワークフローはコチラから→→ CTP印刷のワークフロー.pdf  

 

 

 

先月ですが、下記リンク画像のようなエラーが社内の作業中発生しました。

問題は解決しておりますが、CS3をお使いの皆様、お気をつけください。

表示  ←こちらよりご覧いただけます。

【質問1】

イラストレーターのプラグインでオーバープリントブラックがありますよね。

入校データ上、オーバープリントブラックを指定していなくても色校をみるとオーバー

プリントして出てくるのは、印刷会社で持っている印刷機械の設定で

自動的にそうなるのでしょうか?

 

色校正を出す手順としては、データを印刷に適しているかどうか確認して

フィルム、もしくはCTPプレートに焼き付けて、色校正出しをするのですが、

フィルム、CTPプレートを出力する直前に、

データをCMYK4版分に分ける演算処理作業が発生します。

(その作業を弊社では「RIP」(リップ)と呼んでいます。)

お察しいただいている通り、そのRIPの設定が、

「スミのせ(オーバープリント)の設定になっている」ことが原因となります。

各印刷会社によってその設定がヌキになっている場合、ノセになっている場合と

それぞれ違いますが、基本的にはスミのせになっている印刷会社がほとんどです。

回避する方法としては、初校の入稿時の段階で、

デザイナーさんの方から指示があれば、

その部分だけヌキにして出力するような形になります。

印刷会社さんの方でそれを判断してほしいとのご意見も

デザイナーさんから稀にお伺いするのですが、

基本的にオーバープリントのように見せるのが"狙い"のデザインの場合もあるため

印刷会社サイドでの判断は難しいと思います。


【質問2】

CS2を使って、フォトショップの保存方法でEPSのバイナリー保存で入校していますが、

イラレCS2に貼り込んでプリントアウトすると、アスキー保存がどうたらこうたらと

指示が出るのですが、印刷現場としては、どちらの保存方法がベターなのでしょうか?

 

結論から言ってしまいますと、「ASCII 」での保存を推奨します。

CSの場合は、ASCII

(バイナリ保存だとイラストレーターで画像を張りすぎると

不具合が起きる可能性があります)

CS2の場合は、バイナリ保存・ASCII保存どちらでも大丈夫です。

しかし、不具合は起こりにくくなりますが、データ容量がバイナリ保存と

比べて重くなってしまうのがデメリットとなります。

JANコード

流通システム開発センター HPより

http://www.dsri.jp/jan/order_02.htm

 

QRコードについては

http://www.qrcode.com/

 

を参照ください。

最近、創造組のクリエイターさんから下記内容で

質問があったので紹介します。

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お世話になります。
一つ質問があります。
最近、デザイナーの中で、写真のRGBデータ入校をしている人たちがいます。
もともと、クライアントから頂いたデータがRGBなので、色がCMYKに変更することによっ
て当然色が変わるので印刷会社のほうで色変換してもらうのがベストだと思うのです
が、印刷会社の方でデータをいじるのを嫌がりますのでデザイナー側でCMYKに変換し
て入校していました。実際のところRGB入校ってどうなのでしょうか?

他のデザイナーがRGB入校したデータをこっちでいじって別のものを入校したとき、ク
ライアントから色見が違うと指摘されますので最近困ることが多いのです。
だったらこちらもRGB入校でというと、それは困るといわれるのですが実際印刷会社と
してのスタンスはどうなのでしょうか?

よろしくお願いします。
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【返答内容】

お問い合わせの件ですが、
実際、社内でも「完全データ」での入稿と言われてデータを開いてみると
画像が全てRGBといった場合が多数見受けられます。
その場合は、色補正専属の人間がいますので、
そちらにデータを渡して、CMYK変換するように弊社では運用しています。

デザイナーさん側でRGBをCMYKに変換して入稿してもらっても
弊社(印刷会社さん全般でも)は大丈夫ですが、
その変換したCMYK画像データを最終のクライアントのところまで戻しておく
必要が出るかと思います。
なぜならば、仮にクライアントが別のデザイナーさんや印刷会社さんに
発注する際に再度、CMYK変換する色補正の必要があったり、
お困りのような、色味が違ってきてしまう状況が生まれるからです。

ちなみに弊社では、色補正した案件に関しては、
最終の製版データを戻すようにして
次回、画像を使用する際は、
お渡しした製版データから使用してもらえるよう
お願いしています。

と、説明が長々となってしまいましたが、
基本的にRGB画像の場合は印刷会社にお願いするのが一番かと思います。
色が見れるPC環境がありますから。
それに、厳密に言ってしまうと
刷る用紙によっても若干の色補正の違いもあるため印刷会社に
お願いするのが無難かと思います。
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との事で、お返事をさせて頂きました。

参考になったでしょうか?

不明点があれば、お気軽にご連絡下さい。

海外のプロファイルと国内のプロファイル(ジャパンカラー)の混在データで、

一番の問題は、カラーパターンの違いです。


海外のプロファイルですと、CMYの色はハーフトーンの設定で、スミ版で全体の色の引き締め、及び色の濁りの表現に使われています。

その反面、ジャパンカラーですと、CMYは通常通りの色再現に使われ、スミ版は全体の色の引き締めのみに使われています。


この違いによりスミ版のバランスが異なり色校正、印刷時に色を合わせるのが、困難になってしまいます。


回避方法ですが、海外のプロファイルを使用しているデータをRGBに戻し、ジャパンカラーで再保存。

そして元データの色身を確認しつつ、CMYKに変換する方法です。


では、そもそもなぜ同じ印刷データでプロファイルが異なるのか、その理由は紙の品質の違いです。

海外の紙の品質は、国内の紙と比べると、品質が劣ります。


その違いによりプロファイルが異なるのです。


データ作成時、留意ください。